どうも🙆Holistic Pre Post Natal Nutrition Coach(産前産後栄養コーチ)のKiyoです!今回は『妊娠中に意識したい必要な栄養素その⑥-ビタミンA-』について紹介します。妊娠中に必要な栄養素はたくさんあります。その中でも特に意識して欲しい栄養素をシリーズでそれぞれ紹介しています。今回はビタミンA編!どなたかの参考になれば幸いです。
※病気や持病をお持ちの方、医師やカウンセラーなどの診断を受けておられる方は、参考にされる前に必ずご自身でご確認をお願いいたします。
ビタミンA(VitaminA)とは
ビタミンAは主に目の働きを助けてくれます。また皮膚や粘膜の成長を助け、傷を治す働きもしてくれます。健康な肌を保つにも必要で、抗酸化作用がありアンチエイジングにも大切な栄養素です。また免疫を高めるにも効果的です。
妊娠中のビタミンAの役割
①胎児の組織、骨、歯、肌の形成を助ける
②目の発達
③母体の免疫システムを高める
特に様々な細胞が形成される妊娠初期に大切な栄養素です。
ただし、妊娠中はビタミンAの過剰摂取に注意!
ビタミンAは妊娠中に必要な栄養素です。しかし!!ビタミンAは脂溶性のため過剰摂取すると体内に蓄積されてしまいます。妊娠中にビタミンAを過剰摂取することで、先天性欠損症のリスクが増加すると言われています。
特にレバー、うなぎには注意!
妊娠中にビタミンAの過剰摂取で特に注意したいのが、レバーとうなぎ。ビタミンAは妊婦さんの1日の必要量が770ugで、過剰摂取にならない為には2700ug以内に留めることをおすすめします。
うなぎの蒲焼1切れ(150g) 2250ug
牛レバー(100g) 1100g
豚レバー(100g) 13000ug
上記の量から分かるようにレバーとうなぎは過剰摂取に注意が必要です。あとは妊婦サプリ以外でビタミンAが入っているサプリを飲んでいる方も注意が必要です。
βカロテンからビタミンAを摂取しよう
ビタミンAは摂りすぎ注意!だたし、βカロテンからのビタミンA摂取であれば体の中で必要な量しかビタミンAに変換されず、残ったものは排出されるのでビタミンAの過剰摂取が起こらないとされています。
ビタミンAの多い食べ物
にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、レタス、パプリカ、グレープフルーツ、ブロッコリー、チーズ、マンゴー、卵、みかんなど。
緑黄色野菜にはβカロテンが多く含まれているのでおすすめです。
1日に必要なビタミンAの量
妊婦さんは1日辺り770ugを目安にするといいです。では770ugとはどのくらいの量なのか?
・にんじん1本-993ug
・かぼちゃ1/4(263g)-868ug
・ほうれん草1束(270g)-945ug
以上妊娠中に摂取してほしい栄養素ビタミンAの紹介でした。緑黄色野菜ってそもそも栄養価が高くて妊活中、妊娠中、産後、そして離乳食にわたるまで大切な食材なのです。我が家も私が妊娠中の時はもちろん、野菜嫌いの息子の栄養の為にも毎日意識して摂取している食材です。
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