〈アメリカでセミナー〉子供の脳の発達とメンタルヘルスに行ってきた

どうも🙆育児セミナーに家族で行ってきました!無料のセミナーかつ託児付きという至れり尽くせりだったので、正直あまり期待していなかったのですが、このセミナーでの内容がとてもよかった!!すごく勉強になりました✨なので、今回は内容について紹介したいと思います。ただ、セミナーって人によって捉え方や感じ方が違うと思うので、私なりの捉え方で書かせて頂きます。ご了承ください。

子供の脳の発達とメンタルヘルス

https://member.jba.org/resources/Parenting_flyer_02152020.pdf

こちらのセミナーに参加してきました!託児付きだったので、息子を預けて夫婦で参加してきました。ここで学んで私なりの解釈で書かせて頂きます。

ちなみに個人的な意見ですが、我が子には心の強い子になってほしいと願っています。なぜな世界で自分の意見をきちんと言うには、心が強くないと生きていけないと思うからです。また自分の心が強くないと人に優しくできないと感じているからです。そんな想いを抱きながら聞いていました。

Positive Parenting(ポジティブ・ペアレンティング)

5歳以下の子供の脳の発達はすごく大切、だから親のしつけの仕方によって脳のワイヤリングが変わってくるそうです。日本人はよく子供に「我慢しなさい」「譲りなさい」と言うが、譲りなさいではなく、SHAREをしなさいということ。譲れというのは脳にネガティブに働く。また我慢をしなさいと言うと、子供たちは自分の言いたいことを我慢するようになる。

ネガティブなことは言わない。NOを言わないしつけ。やってはいけない=ネガティブ。こうした方がいいよ=ポジティブ。NOを言いすぎると本当にNOと言いたい時に効力がなくなる。

私すごくNOって言ってました今まで。。なので、これを聞いてから、NOって言ってしまった時も、なぜいけないのか、どうしたらいいのかなるべく説明するようにしています。これをするとお互い気持ちがすっきりする気がします。

難しいなーと思ったのが、日本人だとついつい譲る精神が美とされているから、本人のおもちゃでも譲りなさいと言わないとヤバい母親みたいになりますよね。すごく自己中な母親に思われると思います。でも、確かに本人のおもちゃだから譲りなさいではなく、SHAREしなさいと言うべきでした。あなたのおもちゃだから必ず返してもらえるよと言うことをきちんと伝えるべきだなと。譲るとSHAREって似ているようで実は全然違うんですね。だからアメリカ人はポジティブな人が多いのかも🙆

普通の教育では満足しない親になる。例えば、日本語と英語を教えるということは、1各語しか学ばない子供に比べると脳のワイヤリング的にはすごくいいこと。そして、親からワイヤリングされた物は一生消えない。だから、日本人の親は家では必ず日本語で話すこと。逆にアメリカ人のパパやママは英語で話すこと。もし完璧な文法で日本語を話すことができれば日本語を話してもいいが、そうでなければ避けた方がよい。子供が成長すると、親が日本語で話しても英語で返す子がいるが、それは失敗ではない。日本語を理解しているということは、ワイヤリングはきちんとできているということ。

子供に対して、赤ちゃん言葉はよくない。赤ちゃん言葉は脳にとってネガティブになる。実際赤ちゃん言葉を話す親の子供のGAPがよくないという結果が出ている。大人に話しかけるように話すこと。正しくない発音は子供が勝手に修正するからいいが、正しくない文法はよくない。

これも反省。。最近話すことが増えて、ついつい彼の言葉で話してしまってました。例えば、靴はクック、寝ることはネンネなど。。普通の教育では満足しない親ってすごく好きかも!

感情は心ではなく脳からきている。人間は感情をコントロールできる唯一の存在。抱っこをするということはすごく大切。スリープトレーニングは脳の観点からいうとよくない。抱っこしてほしいという子供の要求に応えてあげることは大切。子供のニーズに応えてあげることによって脳の発達につながる。

スリープトレーニング何回かチャレンジしたのですが、離脱。。昔からよく起きる子だった我が子。毎日5回以上起きるというのは日常茶飯事でした。2歳1ヶ月にしてようやく朝まで寝れるようになりました母。たくさん苦しんだし、泣いたこともたくさんあったのですが、脳にとっては良いことだったんだと思えると頑張った甲斐があったなと思えました✨きっと同じようにたくさん起きる子で苦労している親ってたくさんいると思うので、脳にはよかったんだ、脳にはいいんだ、と思えるとまた明日も頑張れそうですね!

夫婦の喧嘩を子供が見た場合、デフィエンスに走ってしまい、一時停止してしまう。脳の成長がストップしてしまう。1回喧嘩したとか100回喧嘩したとか回数は関係なく、喧嘩をすることはダメ。言葉の発達が遅れてしまう。メンタルヘルスは0歳の生まれた瞬間から始まる。特に0-2歳の間は夫婦の精神状態が子供に影響する。母親の精神状態は子供の脳の発達に影響する。

産まれる前に聞いておきたかったなあと思いました。我が家の場合喧嘩することはないですが、私がゲキギレしていることはしょっちゅう。。1歳半になってからは言ってることも理解し始めて、ついつい怒ってしまうことが多いです。なので、精神状態を温厚に保てるように頑張ろうと思いました。

父親の存在

父親がいた方がいい。父親の影響は母親と同じくらい大きい。生まれる前から父親の影響は大きい。オスは生物学的に子育てが得意な動物ではない。だからこそ父親は努力が必要。哺乳類の中でも父親が育児するというのは珍しいこと。生物として父親が子育てに関わることはない、つまり不得意ということ。しかし、母親だけに依存しない育児は子供の死亡率を減らし、出産の感覚を減らす。つまり少子化にならない。

生物学的には父親は育児が苦手だが、現在は父親もプレーヤーになる時代。マウスの実験で、オスは見知らぬ子供に対して攻撃的だが、交尾を行ったメスと子供(自分の子供でない)と一緒にいるとだんだん子育てに参加するようになる。つまりオスには学習と努力が必要。父親は親になったという自覚が10ヶ月遅い。(お腹にいる期間がないため)父親が検診や立会いをするということで関心が深まる。妊娠中の父親の関わりが子供に影響を与える。父親の遊びが子供の探究心と好奇心を育てる。言葉の発達には父親の存在が関わっている。父親の存在は母親のうつを減らす。

この話が我が夫すぎて面白かったです。夫はもともと子供嫌いです。かつては子供より犬の方が可愛いに決まっていると言ったほどです。この発言は衝撃すぎて忘れません(笑)でも、今では我が子を溺愛しています。アメリカ人の旦那さんたちに比べるとまだまだですが、日本人としては育児に積極的です。なぜこうなったのか考えてみるとまさしくこの話だと思いました。子供嫌いの夫でしたが、当時学生だったし、私の英語が不安すぎたので、妊娠の検診はすべて一緒に行きました。もちろん生まれる時も破水の時からずっと一緒にいましたし、生まれてからも約半年はほぼ毎日一緒に過ごしました。そして、何よりも夫を変えたのは産後1週間の地獄の日々だったと思います。母が出産に間に合わず帰国してしまったので、アメリカという異国の地で産後1週間夫婦で自宅で奮闘しました。アメリカでは母子同室が当たり前だし、日本のように看護師さんがこまめにチェックしに来てくれるということはありません。つまり基本放置です。初めて見る未知の生き物宇宙人のような我が子に、どうしていいのか分からず夫婦揃って全く寝れない全く座れない日々。抱っこして歩いてないと泣いている我が子。あまりの睡眠不足に「誰も全く悪くないけど、イライラしてしまう」と夫がボソッと言ったのを覚えています。まさにその通りでした。当時は人生で1番辛い経験で、心も体もズタボロでしてたが、あの壮絶な経験を共に過ごせたことで夫は育児の大変さを身に持って感じ、父親になりました。そこから私が寝れなくイライラしている時や号泣している時は、必ず自分が子供を抱っこします。そして、ありがとうと言ってくれます。仕事より育児の方が大変ということを知っています。

アメリカでは里帰り文化がありません。しかも生まれた瞬間からずっと一緒で、翌日退院です。つまり父親もすぐに戦闘力にならなくてはなりません。共働き文化なので、母親はすぐに仕事に復帰します。なので、父親も常にプレーヤーにならなくてはなりません。この文化がきっと男を父親にしてくれているのだと私は思っています。翌日退院も里帰り無しも日本人にとっては考えられないことですが、きっとそれがアメリカの父親を作っているのだと思います。日本も里帰りが父親も一緒にできたら最高ですね。そうするにはもっともっと父親の育児休暇を促さないといけないと思います。

長くなりましたが、以上が私が今回セミナーを受けて、自分が感じたことです。あくまで私の捉え方ですし、私の個人的な意見です。今回のセミナーのことを書くか悩んだのですが、友達に話したらすごく勉強になったと言われたので書くことにしました✨どなたかの参考になれば幸いです!

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